急いで船に乗れ!

さて、南春川駅から11番バスに乗り約30分ほどたった頃、こんないかにも観光地っていう所に到着した。

ここは “昭陽ダム” っていう巨大な人口湖である。
詳しくはソウルナビを見てね。

あそこの山にある白い文字は 韓国水資源公社昭陽江多目的ダム」 と書かれているんだ。
それにしてもでっかいダムだよね〜。
そんな巨大なダムは船で移動、船で渡ったその先には “清平寺” ていう山寺があるのだそう。

とりあえず船着場に向かうんだけど、バスで一緒だったアジュンマ集団について行けばいいだろう。
・・・と、安易な考えでついて行くがりぼん。
そんななか、アジュンマ達の会話から 「後5分で出発するそうよ!急いで〜」 みたいな言葉が聞こえてきた。
アジュンマ達が必死で走ってるのを見て、がりぼんも急いで走ったよ。
で、わけもわからず船に飛び乗ったんだけど・・・。

どうやらアジュンマ達は何かのツアーかなんかに参加していたのかな?
一人の引率してるアジュンマがいて、特にチケットとかを買っていなかったんだ。
がりぼんも一緒に船に飛び乗ったのはいいけど、チケットを買っていない!やばいぞ!!
って事で、恐る恐る船のアジョッシに 「チケットないんですけど・・・。」 と伝えてみた。
「あそこで買っておいでよ!」 と、言いかけたものの、もはや出発寸前!
「まぁ、いいよ、とりあえず後にしな」 ってな感じの返事が返ってきた。

ま、何はともあれ ケンチャナヨ〜 って事なんだろうな。
それにしても、なかなか味のある船だよね。
船に乗ってる時間は約10分、なのにそんな短時間の間にも船酔いしてるアジュンマが一人。
丈夫ながりぼんは全く気持ち悪くならなかったけどね。
落ち着いたところで係りのお兄さんに船の往復運賃を渡した、値段は6,000ウォンだ。
隣に座ってたアジュンマも、係りのお兄さんも日本人のがりぼんにとても親切丁寧に対応してくれたよ。

いやぁ〜、それにしても広い!
この景色だけ見るとアマゾンだな。
で、程なくして無事に到着〜♪

船のお金だけ渡して帰りのチケットを持っていなかったがりぼんの為に、係りのお兄さんがチケットを取りに行ってくれた。

がりぼんも一緒に歩いていき、下手な韓国語で一生懸命会話してみたんだけど、なかなか思ったようには話せなかったね。
しばらく歩くとたくさんのお店が見えてきた。

ここでお兄さんから帰りのチケットを受け取った。
お兄さん、お手間を取らせてしまって・・・あの時は本当にありがとう!

いやぁ〜、しかし寒いよ、なんだかソウルよりも寒く感じるな。
この時すでに雨がパラパラと降っていた。
あぁ・・がりぼんの晴れ人間伝説に傷が。。。





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