お散歩韓中園

えー、ここは大勢の人で賑わう元旦の仁川(インチョン)中華街。
晴れた空に金の龍!!

派手だね!!!
そんな一見カチャカチャとした雰囲気の街なのかと思いきや、突如として現れた趣のある庭園。

韓中園♪
ずいぶん分かりやすいネーミングだね。
せっかくなのでお庭の中を散歩してみよう!

むむむむっ!?
こ、これは・・・。
なんだか北京にある西太后の別荘で世界遺産に登録されている 頤和園 みたいな感じの雰囲気だな。

あっ、てか。
やっぱり何だか韓国チックだね。
さすがは 「韓中園」 と言うだけある。
そして、こんな所に中国の詩人 “杜甫 の詩が!?

がりぼんさん、読めるの??
・・・って、これ韓国の漢字かなぁ?
よくわからないので、ちょいと調べてみたらこれは杜甫が読んだ “归雁” という詩との事。
直訳すると 「帰るカリ」 で、カリと言うのは鳥のことみたいだ。
せっかく調べたので、皆さんにも意味をご紹介しよう!





春来万里客 乱定几年归 肠断江城雁 高高向北飞 





これね、中国の人でも昔の文章、いわゆる漢文ってやつは難しいの。
ましてや外国人であるがりぼんにはね・・・ちょっとね。
でも、中国サイトにいくつかの解釈が載ってたのでそちらを訳してみたよ。

意味としては・・・。
「花が咲く春うららかな季節になったというのに
あちこち漂流する私はいったいいつになったら故郷に戻ることができるのだろうか?
江城のオオカリは皆、北方へ自由に飛んでいくのを見ているのに
私はずっと家に帰れないでいる。思い起こすと本当に悲しい・・・。」

と言った感じ。
ま、これはあくまでも中国語での解釈をがりぼんが意訳してるので間違いがあったらご了承を!

そして、この庭園の中には寺院でもなんでもないのにお願い事のリボンがたくさん結ばれてたよ。
どこの国でもお願い事をするってのは共通のようだ。

ハングルで書かれたものや、漢字で書かれたもの。
いろんなのがあるね!

よくあるのはね、カップルで名前かいてるヤツ!
これも万国共通なのかね??

まあね、別れてなきゃいいけど。
別れてたら二度と仁川中華街には来たくないよね。

まだまだ寒い韓国だったけど、お空はまるで春を思わせてくれるね。
皆さんにも、帰りたくなる場所や戻りたくなる場所はあったり。。。





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