市場のその先には・・・。

なんとかバスに乗って中央市場までやって来る事ができたがりぼん。
中央市場に着いたのはいいけど、とても目指している壁画マウルがあるような雰囲気ではなかった。

とりあえずそこらへんの人に道を聞いてみよう。
ってなわけで、あそこで屋台だしてる人に聞きに行ってみたよ。

なんだか知らないけどとても親切な人達だったんだよね。
何も買わないがりぼんに行き方を教えてくれただけでなく、売り物の菊花パンまでくれたんだ。

アツアツの焼きたてのをくれたんだ。
がりぼんは丁寧にお礼を言ってポストカードをプレゼントし　「アンニョンヒケセヨォ〜。」　とあいさつして別れた。
彼らが言うにはあの中央市場の中をず〜っと行けばいいみたいだ。

この　“中央市場”　本来ならば海鮮物などが有名な大きな市場なんだけど、ここは端っこの方なのかな？
いたって地味な感じだ。

こんな場所に本当に憧れの地は存在するのかな？
ちょっぴり不安になりながらも、市場の中を突き抜けていった。

売ってる物も普通の物だし・・・。
唐辛子とかさ。

これはなんだ？
お菓子かな？？

そんな事を言ってる場合じゃない！
この中に本当に憧れに憧れた　“トンピランマウル”　があるのかしらん？
う〜ん、エビがわんさか。

最初に見た印象よりもずいぶんと広い市場なようだぞ。
もう少し行ってみよう。

おもむくままに足を進めていったがりぼん。
なんだか香ばしいような、何かをいぶしてるような匂いが立ち込めてきた。
一体何を売ってるのだろう？

・・・と、そんな時。
ふと上を見上げると・・・現れたよ、現れた！！

間違いない！
동피랑（トンピラン）のハングル文字。
これこそが、がりぼんが目指していた憧れのトンピラン壁画マウルだ。
こんな市場に直接隣接していたのか？！

まわりの景色はメチャクチャ市場じゃないか！！
どうやら今まで見てきた壁画マウルとは雰囲気が違うらしい。
世界中から観光客がやって来る超がつくほど有名な壁画マウルについに。。。

　★　　←来たぞ！！