アンチャンマウルという所

いやいや、前回は “アンチャンマウル” の壁画アートがどこまであるのかってところで終わったんだけど、まだまだありそうだね。

ここは何やら駐車場のようだね。
なんだかちょっぴりシュールなイラストだな・・・。
お!これはいいねぇ〜スイカだ!

実際に見てみると、意外と迫力のあるスイカなんだよ。
お次はアンチャンマウルを表現したみたいだ。
なんだか昆布みたいな物に巻かれてるね。

これ、可愛い!!
今まで見た絵よりもメルヘンでいいね!

窓の外を覗きたくなるような雰囲気だ。

でもって・・・壁画アートはここらへんで終了なのかな?
もう少し行ってみるかな・・・。

とは言っても、坂道がかなりきつくって、おまけに天気が良すぎて非常に暑かった為にさすがのがりぼんも先に進むのをためらった。
ちょうどハラボジ(おじいさん)とハルモニ(おばあさん)が数名いたので聞いてみる事にしたんだけど・・・。
「耳が遠くて聞こえん!」
との返し・・・トホホ。

もう少しだけ進んでみて、他にもすれ違った人がいたんだけど、何だか声をかけずらい雰囲気があった。
そういえば行きのバスの中で声をかけてきた女性も、がりぼんがアンチャン村に写真を撮りに行くと言ったら黙っちゃってたな。
大学路(テハンノ)にある 梨花洞の路上美術館” とは雰囲気がずいぶん違うように感じた。

ここ “アンチャンマウル” は通称 「달동네」 (タルトンネ/月の街)といわれている所。
タルトンネの意味は月が届きそうな場所に細々と暮らしているとか、屋根が壊れてそこから月が見えるからだとか・・。
ま、いわゆる韓国のスラム街、貧困地区ってわけだ。
そんなアンチャンマウルも2007年に文化観光部から6,000万ウォンの支援を受けて公共美術プロジェクトというのが始まった。
韓国にはこういった美術プロジェクトの対象になる場所が結構あるみたいだね。
アンチャンマウルの壁画アートを実際に描いたのは地域美術家や工芸科の学生さんなどが参加してるとの事だ。

こういった美術プロジェクトは 「村をもっと明るく元気にしよう!」 などといった意味合いが込められてると思うんだけど。
ここアンチャンマウルは結構有名になってしまったみたいで、国内外の観光客が押し寄せては写真を撮っていったそうな・・。
礼儀正しくしてれば何の問題もないと思うんだけど、今までに散々マナーの悪い観光客がいたんだろうね。
どうやら写真を撮りに来る観光客をそれほど歓迎していないとの事らしいのだ。

そりゃそうだよね、がりぼんだって私生活覗かれたりしたら嫌だもん。
でもね、ちゃんとマナーを守れば親切に接してくれるんだよ。
がりぼんも思い切ってアジュンマ(おばさん)に壁画アートがどこまであるか聞いてみたんだ。

そしてら、そんなに上の方はないって事だったよ。
たぶん、このヒヨコ辺りまでじゃないのかな?
アジュンマは韓国語が下手ながりぼんにゆっくりと丁寧に話してくれた。
そして再び下に戻ってみると・・こんな所にも!

このお札の横で普通に畑を耕してるハルモニがいた。
アンチャンマウルの人々はいたって普通に生活してるのだ。
そこを観光客が勝手に騒いだり、かき乱したりしてはいけないよね。

そして、このアンチャンマウルも再開発の計画があるやら、ないやらって話らしい。
なるべくこのままで、そっとしておいてほしいもんだね。

しかし、立派なアートだよなぁ。
こんな壁画アートを是非とも見てみたいって人の為に行き方を書いておくね。

「地下鉄1号線のポムネゴル駅7番出口にあるバス停から29番バスに乗って終点のアンチャンマウルで下車」

他にも行き方はあるみたいだけど、がりぼんが行った行き方を書いておいた。
もしも実際に行ってみる人は、すれ違う人には必ず 「あんにょんはせよ〜」 と挨拶をしてほしい。
がりぼんも今回の事で多くの事を知り、学んだから、次回またこういったタルトンネを訪れる時はきっと必ず。。。





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