台湾一周大冒険計画〜基隆・仙洞の巻〜

今日は台北から程近い「基隆」という街に出かけてみることにする。台北駅からはいろんな方面に向かうバスがあって非常に便利だ。台北から基隆までは約一時間ってとこ。バスでやって来たけど一応これが基隆駅、鉄道でも来る事が出来るよ。基隆という街は港町なんだね。お舟がいっぱい。
 
基隆に着いたら早速バスに乗って「仙洞」という洞くつの中に廟があるような所に向かった。バスのオジサンに仙洞までの料金を聞いたところなんと!無料!!他のバスもそうなの?と、聞いてみるとそうではないらしいのでラッキーと思いつつも、詳しい案内表示とかは無さそうだったので、オジサンに「着いたら教えて!」と言ってオジサンの横にピッタリとくっついて行った。到着してみると何とも霊験あらたかそうな雰囲気の大岩があった。前に歩いているおばさんはバスで一緒だった人だ。
              
あの入口の向こうは洞窟でその中に廟があるらしい。。。入って見るとちょっとひんやり。雰囲気もあるんだろうけどゾクゾクッとする。小さな仏様がいっぱいいたり、壁に仏像が彫ってあったりと、小さいながらもなかなか見応えのある廟だった。ちょっと怖いけどね。
 
仙洞を見学して出てくると更に階段があった。上にまだ何かあるらしい行って見よう。しかしながらこの標識は・・・毒蛇がでるのかぁ??コレは怖いな。。
       
階段を登ると公園がありそこからは基隆の街の様子がうかがえる。ココは荷物を運搬してる所なのかな??
                   
更に行くと仏閣のような物があったが、ここは改装中なのか何なのか?人の気配がなかった。。。ただ単にこの時間に人がいなかっただけかも知れないけど。。全体的な色使いがグレーで地味ながらも結構立派な建物なんだよね。
 
人の気配がないながらも果敢に中に入ってみた。若干廃墟っぽい雰囲気もあるがきっと改装中か何かなのだろう。
       
これで、とりあえずは一通り見た見た。と、帰ろうとしたその時、一人のオジサンに声をかけられ「仏の手は見たか?」と聞かれたので、そういえばバス停の所に「仏手」みたいな看板らしき手の像があった事を思い出し、「あぁ、見たよ。」と、答えたら「おそらく見てないなぁ。。」と、言われ案内してやると言われ着いて行くはめに・・・。そんながりぼんにオジサンはすかさず「大丈夫オレは公務員だから!!」と、言われたよ。公務員ってすげーなぁ。
             
仏の手というのはこの小さい入口の洞窟の中にある。確かに一人で入るにはかなりの勇気が必要だ。がりぼんと一緒に行ってくれたのはこの後ろ姿がきまってるオジサン。中は真っ暗でオジサンはひたすら手を叩きながら歩いていた。そうしないと違う入口から入ってきた人とぶつかってしまうらしい。この日も確かに前方から人が歩いてきた。
             
カメラではキャッチ出来なかったが、肉眼で見ると確かに薄っすら天井に大きな手形のような物が見える。もし興味がある人は是非とも自分の目で確かめてほしい!仏の手地球の歩き方にも紹介されてないから少々行きづらいかも知れないけど、なんとかこの公務員のオジサンを見つけて下さい!!
                           
帰りもバスは無料バスだった。明るい所で愛玉レモンを飲んでホッと一息。。。なかなか珍しい体験をしたなぁと。がりぼんご満悦だよ。