台湾一周大冒険計画〜太魯閣・慈母橋と九曲洞のトンネルの巻〜

緑水から下っていると何やら大きな橋が見えてきた。ここも太魯閣の大きなポイント地点なのか、バスで太魯閣を観光している旅行客でにぎわっていた。がりぼんが一人で写真を撮っていたらどっかのツアーバスのオジサンががりぼんの記念写真を撮ってくれると声をかけてくれた。この時点ではまだ元気も有り余りテンション高く「ハイ!チーズ!!」と記念撮影してもらったよ。
       
この橋の名前は「慈母橋」という名前でとても大きな橋だ。名前もどういう由来で付けられたのだろうか?なんともすごい名前だ。写真は橋の下を覗いてみた様子。迫力満点!!
 
慈母橋の周りの様子。他のツアーで来てるお客さんもテンション上がっちゃってる感じだった。日本人の観光客もたくさんいたね。
  
この慈母橋を渡りしばらく歩いてから後ろを振り返ってみた。「さっき渡った橋がもうあんなに小さく見えるよ」と、心の中でつぶやき更に歩き続けた。 
    
しばらく歩いて行くと何やら二手にわかれているようだ。ガイドブックで確認してみると、どうやらここが「九曲洞」という所で曲がりくねった自然のトンネルがあるようだ。ただ、今は落石の危険がある為通行禁止となっていた。親切な見知らぬバスツアーのオジサンが日本語で「君は日本人?歩いて行くの?落石があって危険だから必ずトンネル(人口の)を通って!そして何かあっらた僕を頼って!!」とカッコ良く言ってくれたものの、ピューっバスで行ってしまった。コレじゃぁ、何かあっても頼れんじゃないか!と、思いながらも嬉しくなった。
   
しかし、このトンネルに入ったはいいけど、長い!!ひたすら長い!!!しかも心細いし。。不安にさいなまれた。ちゃんと帰ることが出来るのだろうか・・・と。それに、こんなトンネルを歩いたのも生まれて初めてである。がりぼん以外に歩いてる人などない。そんなこんなでイロイロ考えていたら前方に明かりが!やった!!ようやく出口だ!
長いトンネルをくぐりぬけて  ホッと一安心のがりぼんだった。あぁ〜ヨカッタ。
しかし、この下山の旅はここからが本格的に過酷になっていくのである・・・。