台湾一周大冒険計画〜台東の街で晩ご飯の巻〜

「小野柳」から再び台東に戻って来たがりぼんは晩ご飯を食べるべく夜市を探してみた。台東には台東らしい夜市があったりするのかなぁ?と考えていたが夜市らしきものが見当たらない。。ガイドブックの地図上には小さく「日曜夜市」と書いてあるのだが今日は土曜日だからだろうか、何もない。とりあえず街をウロウロしてみた。
  
台東の街は台湾の中でも一番ではないかと思うくらいこざっぱりと清潔感のあるキレイな街だった。それもそのはず常にゴミ収集車が街を巡回し人々がいつでもゴミを処分できる環境にあるみたいだ。お店もコテコテしたものは少なくオシャレな店が多く見られた。日本人の仕掛け人でもいるのかな?と思えるくらいに日本的な感じもした。下手に都会のお店よりもセンスの良いカワイイお店がたくさん並んでいたよ。乙女心をくすぐる感じするでしょ?
     
で、いろいろ見て回った結果選んだのはこのお店。メニューを見て値段的にもお店の雰囲気もいいし、入り口のガラスには「小火锅」と言う文字がある、ひょっとすると一人鍋が食べられるのではないかと思い入ってみた。
 
お店の中には漫画や雑誌がたくさん置いてある。店の中も非常に清潔きれい!台東の街は昼に入った店もそうだったがトイレがとてもきれいだった。小野柳の観光地でもトイレが充実していたように感じる。これは非常にポイントが高い!で、食事はというとお店の人に「小さい鍋ですか?」と一応確認し「鯛」という文字がのってる鍋を注文してみた。どんなのがくるか楽しみにしていたら期待以上の物がやって来ましたよ。
              
野菜や具がたっぷり入った鍋にご飯と6切れくらいある鯛の切り身、デザートにはスイカに紅茶ゼリーがついてお値段なんと200元日本円にして600円だ!ヤッスゥ〜!!鍋の中身はチンゲンサイにキャベツ、カリフラワーにキノコ、トウモロコシなど他にもいろいろ。。日本の鍋とはだいぶ違ったね。更には甘いゴマだんごまで入ってて驚いた。でも何故か違和感なく美味しく食べられるんだよね。タレみたいな薬味みたいなのは説明のつかない味。日本にはない味だなぁ。なんと言ってもスープが美味いのなんのって、ほとんど飲み干してしまったよ。
 
鯛の切り身の下にはくずきりのようなマロニーのような物があった。それからデザートのゼリーは昔懐かしい紅茶味の飴の黄金糖だかなんだかの味がした。あぁ、あのスープもう一度飲みたい。。。