台湾一周大冒険計画〜台東・小野柳の巻〜

「鯉魚山公園」を見学し終えて、台東に来たら是非とも行ってみようと思っていた「小野柳」に行こうとバス停に向かった。バスを待っている間タクシーのおじさんどもが「乗ってけ」と誘ってきたが、バス停横のお店の女の子が「この人は言葉が通じるから必要ないよ。」といってタクシーのおじさんどもを追っ払ってくれた。彼女は大学で日本語を専攻しているらしく恥ずかしそうに「こんにちは」と言ってくれた。下の写真はバス停の様子とバスの中の様子。バスの座席にはカワイイ象さんがいる。しかも台東のバスは台湾の中で唯一ではないかと思うのだが、運転手さんがお釣りを用意してくれている。
 
台東から小野柳まではとっても近い、しかもこのバスは特に観光用と言うわけでもなさそうで途中で買い物帰りの子供連れなどが乗車してきたりする。なんとなく注意しながら景色を見ていたらどうも「小野柳」という標識を通り過ぎてしまったようだ。どのように降りるかわからないので、とりあえず運転手さんに「小野柳はまだ?」と聞いてみたら「なに?もう過ぎちまったよ!!どうしてバス停の女の人に小野柳まで行くって言わなかったんだ」と言われた。がりぼんは「わたしはちゃんと言いました!」と言ったら「あの人伝えてくれなかったなぁ。とにかく後ろに向かって歩けばいいよ」と言って降ろされた。
  
あぁ〜あ。。と、思ったりもしたけれどとっても景色の良い所に出て少し得した気分になった。でも一度道路に戻るとあっつい。しばらくして「小野柳」と言う標識が見えてきたけど暑くて死にそうだ・・・。やっとの思いで小野柳に到着、のどがカラカラになってたがりぼんの目に飛び込んできたのはヤシノミだった。
 
一口飲んで「ぬっるぅ〜」と思ったのだが体が水分を欲していたらしくゴクゴクと飲んでしまった。ひとつ丸ごと飲み干すとお腹がパンパンになるよ。しばらく一休みしてから「豆腐石」と呼ばれる岩石を見に行った。とりあえず海の見える方へ歩いていこう。
 
豆腐かどうかは分からんけど変わった形の岩がゴロゴロしてるぞ!ここの海には砂浜がない。じゃりじゃりしなくていいねぇ。海の水もとってもキレイ。今日は土曜日だからか観光客でにぎわってるね。でも外国人は見なかったなぁ。。
      
これが豆腐石かなぁ?確かに滑らかそうではあるね。おやおや??おじさん何か探してる。シジミでも取れるのかなぁ?子供の前でお父さん張り切ってるね!おじさん後ろの岩に食べられそう・・・。
 
このツブツブっぽいのや、うにうにしてる模様も自然にできたものなんだね。一見砂のようだけど、しっかりと岩です。
 
海岸から少し小高い所に登ると潮風がとても気持ちよくってがりぼんほんの少し眠ってしまった。それから周りの売店をうろうろ散策。カラフルで民族色たっぷりの帽子がたくさん売ってた。こんな変わった色のユリか何かも見つけたよ。
      
最後にこのお店でアイスクリームを食べた。上の紫のがタロイモ味で、下がラムレーズン味。タロイモ味は初めて食べたけどすっごく美味しかった!!素朴なんだけど美味しい!!ちなみに写真のふきだしの中の中国語は「チョー美味い!」と言う意味です。
 
アイスクリームを食べてると一人のおじさんが話しかけてきた。日本人はがりぼんで二人目だそうだ。ひょっとしたら以前にやって来た日本人て地球の歩き方のスタッフとかじゃないのかぁ??